滋賀県議会 2021-11-09 令和 3年決算特別委員会−11月09日-06号
自然再生産が進んでいるということで、大量種苗の方流はやめたということですが、その後、特に漁獲量などは問題なく推移していますか。 最後に、この成果の資料には載っていないのですが、当初予算に計上されたときは重点施策として載っておりました6次産業化ネットワーク活動推進事業と、女性農業者ネットワーク強化支援事業についてです。
自然再生産が進んでいるということで、大量種苗の方流はやめたということですが、その後、特に漁獲量などは問題なく推移していますか。 最後に、この成果の資料には載っていないのですが、当初予算に計上されたときは重点施策として載っておりました6次産業化ネットワーク活動推進事業と、女性農業者ネットワーク強化支援事業についてです。
私ども青森県が日本一の漁獲数量を誇り、高級魚でもあるヒラメは、昭和六十二年に栽培漁業振興のシンボルとして県の魚に指定され、以来、大量種苗放流と資源管理などの取り組みによって、一時減少傾向にあった漁獲数量は、現在、一千トン前後で安定しております。
平成22年の4月には、人工種苗生産したウナギを親魚まで育てて採卵し、シラスウナギを得ることに成功しておりますけれども、まだ大量種苗生産というところまでには至っておりません。本県の内水面水産研究所でも、水産庁と一緒に現在技術開発を行ってきておりまして、産卵親魚の育成技術の開発、それから最近では親魚の生態等、種苗生産技術開発に役立つような試験研究を一緒にやってきております。
県といたしましては、琵琶湖におけるホンモロコ漁獲が一日も早く回復できるよう、あらゆる手だてを講じていかなければならないと考えており、本年度からは約300万尾の大量種苗放流に加えて、ニゴロブナの取り組みと同様、耕作水田で育成した稚魚を琵琶湖へ流下させる試験を開始しており、その実用化を検討しているところであります。
中でもヒラメは、大量種苗放流並びに全長制限を初めとする資源管理を開始した平成二年以降漁獲量が増加し、平成七年からは四年連続漁獲量日本一を記録しております。
このため県では、市町村、漁業者と一体となって、平成二年からのヒラメの大量種苗放流とあわせてヒラメ資源管理指針を定め、これに基づき、小さいヒラメをとらない、網の目合いを大きくするなどの指導を行ってきたところ、全県のヒラメ漁獲量は平成元年の二百二十四トンから平成九年には一千三百二十トンと飛躍的に増加し、三年連続日本一となっているところであります。
水産業分野では、水産試験場がびわ湖固有種で漁獲量が激減しているセタシジミ資源の回復を図るため、産卵抑制や産卵誘発技術等の開発により、計画的で効率的な大量種苗生産技術が確立したため、現在100トン余りの漁獲量を10年後には1,000トンのシジミの生産を目標として業界に増殖技術を普及する計画であると示されました。
バイオ種苗供給実証事業は、現在徳之島の南西糖業が農業試験場徳之島支場の協力を得まして、バイオ技術を用いました大量種苗増殖技術を確立しつつありますが、この技術で生産されますバイオ苗は健全で増殖率が高く、種苗用面積が従来の三分の一程度に節約できるという特徴がございます。
この好漁場を生かし、安定した漁獲量を確保するため、本県では全国に先駆けて大量種苗生産技術を確立し、栽培漁業センターを昭和五十六年に設置して以来、マダイ百万尾、クロダイ二百万尾、ヒラメ三十万尾など、各魚種の種苗生産及び放流を推進されてきたところであります。その結果、クロダイ、ヒラメを初めとする高級魚の漁獲量に増加が見られるなど、つくり育てる漁業の成果に一定の評価をいたしているところであります。
今後の水産資源の保護増殖対策についてでありますが、アユの人工河川の稼働による増殖対策、ニゴロブナ、ホンモロコ、セタシジミなどの大量種苗生産放流事業の充実強化を図ってまいります。また、ヨシ帯の造成などの増殖場造成事業や底質改善、湖底ごみの除去などの漁場保全事業にも努めてまいりたいと思います。
次に、びわ湖漁業の振興についてでございますが、アユについては既に御承知のとおりでありますし、フナ、モロコにつきましても大量種苗生産放流や増殖場の造成あるいは産卵繁殖保護水面の設定などを進めておりますし、セタシジミにつきましても既に人工種苗生産技術を開発し、低コスト化の試験や天然漁場での実証化に取り組むことといたしております。イサザについても今後の検討課題と思っております。
まず、栽培漁業についてでありますが、とる漁業から育てる漁業、この考え方で人工的に生産した種苗を沿岸の海域に放流し、自然の生産力を人工的に補いながらふやし、収穫する漁業でありますが、本県では垂水増殖センターを増強整備した県栽培漁業センターが、昭和五十五年に発足して、マダイ、クルマエビ、アワビ等の大量種苗生産を行うとともに、鹿児島湾のマダイ放流、外海域でのヒラメ放流、またことしからシアマジの飼いつけ型技術開発
してきたところでございますが、ヒラメの栽培漁業化につきましては、昨年三月に公表したところでございますが、「青森県水産動物の種苗の生産及び放流並びに水産動物の育成に関する基本計画」、いわゆる栽培漁業基本計画に基づきましてこれまで、種苗生産技術の開発、あるいは中間育成技術開発、また、放流のための適正なサイズは幾らであればいいのか、というふうなことの検討につきまして研究を重ねてきたところでございますが、この研究の結果、大量種苗放流
また、外海におきますホタテガイにつきましては、大量種苗生産、大量放流によりまして経済的に成立するような段階までに、種苗生産コストの低減あるいは適正な管理技術の指導等について十分留意してまいりたい。また、ヒラメ及びアカガイにつきましては、種苗の量産技術はある程度あるわけでございますが、これらの改良を行いまして、大量放流によります放流効果の向上という点の技術開発を進めてまいりたいと思います。